Photoshopが難しいと挫折しないためのコツ!

Photoshopが難しいと挫折しないためのコツ!

こんにちは、トーモです。

Photoshopを使えるようになろうとした場合、多くの方は独学でまずはスタートすると思います。

僕もそうでした。

僕の場合は当時ネットショップを自分で運営することになり、そのサイトを作成するために独学から始めました。今から14年ほど前です。

 

右も左も分からず、パソコンなんてむしろ苦手な方だった僕はPhotoshopの入門書を片手に悪戦苦闘したのを覚えています。

 

今思うと、そのやり方はベストではなかったなぁと。

というのも、実務レベルまで使えるようになるのにかなりの年数がかかってしまったからです。

 

僕は仕事でどうしても習得しなくちゃいけなかったので、挫折することなく続けられましたが、そうじゃなければ挫折してたかもしれません。

 

今思うと、

独学で入門書をみながら勉強する

というアプローチは挫折しちゃう落とし穴があったんですね。

 

「初心者が入門書みながら勉強するのって普通じゃないの?」

って思われるとおもいますが、それだと身につくまでのハードルが高くなっちゃうんです。

 

今回は独学の落とし穴と、挫折しないためのコツについてご紹介したいと思います。

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Photoshopを独学で入門書をみながら勉強する落とし穴とは?

まず独学で入門書をみながら勉強するアプローチの落とし穴について書いてみます。

そこには大きく2つの落とし穴があります。

楽しさよりも難しさを感じてしまう

1つ目の落とし穴は、楽しさよりも難しさを感じてしまうということです。

入門書というのはどの本でもだいたい同じですが、当然ゼロから始める人向けに書かれているので、ゼロから順を追って解説されています。

デジタル画像はなんなのか?

Photoshopの機能はどんなのがあるか?

それぞれの機能の特徴や使い方について

などなど。

 

もちろんそれらは必ず覚えなくてはならない基礎知識なので、順番に覚えていくのは悪いことじゃありません。

でもそれだと正直、

つまらないんです。

 

圧倒的に楽しくない。

PhotoshopというソフトはWordやExcelのようなoffice系のソフトとは操作方法や専門用語がまったく異なります。

 

恐らくほとんどの人が初めて聞いたような用語ばかりです。

覚えることがたくさんあり過ぎます。

 

それを一つ一つ勉強というかたちで覚えていこうとすると、まず楽しいというよりも難しく感じちゃいます。

そこがひとつのハードルになっちゃうわけです。

 

例えば、英語が話せるようになりたいと思って、入門書をゼロからやるとします。

きっと同じように楽しさよりも難しいほうが勝っちゃうでしょう。

 

僕らは中学・高校と英語を本から学んで、何年もやっても話せるようにならないことを知っています。

それと似たようなものです。

 

実践的なスキルが身につかない

2つめの落とし穴は、実践的なスキルが身につかないということ。

 

大抵の入門書は、ひとつひとつの機能について使い方が解説されています。

こんな画像はこうやって明るくしてねとか、合成はこうやるとできますみたいな。

 

それで入門書を見ながら実際にやってみる。

すると「確かにできた!」ってなります。

 

でもそれだけ。

大抵はそこで終わっちゃうんです。

できたような気になるけどスキルとして身についていないみたいな。

 

なので、一通り頑張って1冊終わらせたとしても、いざ何かを作ろうとしてもどうしていいか分からない。

 

これには理由があります。

 

例えば、あなたもビジネス本や自己啓発系の本を読んだことありますよね?

1冊読み終わったあとって、どんな感じですか?

なんだかすごい役に立った気になりませんか?

 

でも、読み終えて1週間も経つとどうでしょう。

本の内容のほとんど忘れてしまっているなんてことありませんか?

 

それに似ています。

頭に入れただけの状態なので、時間が経つとすぐ忘れちゃうんです。

 

分かった気にはなるけど、スキルとして身についてはいないんです。

 

大事なとこなので、もうひとつ例を挙げます。

 

僕はサッカーが好きなので、すいませんがサッカーに例えて。

サッカーにも基礎的な覚えなきゃいけないスキルがたくさんあります。

 

蹴り方ひとつとってみても、

足の内側で蹴るインサイドキック。

足の外側で蹴るアウトサイドキック。

足のつま先で蹴るトーキック。

足の甲で蹴るインステップキック。

足の甲の親指側で蹴るインフロントキック。

 

どうです?たくさんあるでしょう(笑)

 

もしあなたがサッカー好きでもなんでもなかったら、これから覚えて楽しいですか?

面白くもなんともないと思います。

 

そして、ひたすらこれらの蹴り方を練習し続けてみてください。

何週間も何ヶ月も。

 

その後、実際に試合に出て活躍できるかというと、もちろん無理です(汗)

たぶん、自分がどこの部分で蹴っているかも分からないと思います。

 

なんでこんなに蹴り方がたくさんあるのかというと、

試合中の秒単位で状況が変わる流れの中で、

この瞬間はこの蹴り方がベスト!

というシーンが繰り返されるからです。

 

頭で理解していても、試合をやってみなければ使いどころが分かりません。

 

Photoshopの機能も同じです。

いくら機能別に特徴や使い方を覚えても、実践の中で使わなければどこで使っていいか分からないんです。

 

これらの2つがPhotoshopを入門書で独学する落とし穴です。

もちろん全員とは言いませんが、挫折しちゃうハードルになりがちということはいえます。

 

僕も色々経験した今だから思えるんです。

そうじゃなく初心者の方だったら、「何で勉強してるのにできないんだろう?」って迷子になってもおかしくありません。

結果、難しい・面白くないと感じて挫折しちゃうみたいな。

 

では、どうやって覚えるのが良いのでしょう?

次に今だから思う挫折しないコツについてご紹介します。

 

Photoshopを独学で挫折しないで習得するコツ

挫折しないコツは一つしかありません。それは、

楽しむということ。

 

人はほとんどの場合、面白くなかったり難しかったりすると挫折しちゃいます。

逆に楽しいことは続けられます。当たり前ですがこれがホントに大事。

 

じゃあPhotoshopを楽しみながら覚えるにはどうすれば良いのか。

 

まず、Photoshopは勉強するものじゃなく、練習するものです。

頭から入るのではなく、手を動かして身につけていくのがポイントです。

 

英語でいえば、参考書を勉強するんじゃなく、いきなり外国の人としゃべっちゃう。

サッカーだったら、蹴り方を覚えるんじゃなく、とにかく試合をする。

 

絶対そっちの方が楽しいでしょう?

 

Photoshopでいえば、いきなり作品をつくっちゃうんです。

 

もちろん、Photoshopを触ったことがないような方がいきなり作品を作ることはできません。

でもあえて作品をつくることからスタートするんです。

 

その理由は、楽しいから。

 

何か作りたいことを決めたら、その時点でワクワクします。

それを作るためにどうしたら良いか考えることで、受け身ではなくなります。

これを行うにはどうすれが良いのか?どの機能を使えば良いのか?

 

必要に迫られて覚えたスキルは忘れませんし、実践的なものが身につきます。

作り上げる目的があるので、終わりが見えててモチベーションも上がります。

 

作る作品はなんでもOKです。

例えば、僕のブログのWorksサッカーをしている子供の写真をスタジアムに合成したものがあります。

こちらが元の写真。

サッカー少年 合成 Before

 

こちらが完成後の写真。

サッカー少年 合成 After

 

完成後をイメージしてこんな作品がつくりたいというのを決めましょう。

ゼロから考えるよりも、ネット上の作品からアイデアをもってきたほうが簡単です。

 

そして、いきなり同じクオリティを目指してはいけません。あくまでも自分のできる範囲で。

 

この作品だったら、

どうやってスタジアムの中に少年をもってくるんだろう?

どうやってスタジアムの色みと少年の色みを同じにするんだろう?

と色々考えます。

 

そして、それに必要な機能をネットで調べたり参考書からピックアップします。

 

逆引き的に機能を身につけていくんです。

 

参考書にも逆引きできるものがありますのでおすすめです。

Photoshop逆引きデザイン事典

Photoshop 10年使える逆引き手帖

 

こういった作品がつくれたら、自分のお子さんだったら奥さんや旦那さんに喜ばれます。

友達のお子さんのをつくってあげても喜んでもらえます。

 

喜んでもらえれば作った自分はめっちゃ嬉しいです。

嬉しくて楽しいからどんどん覚えられますし、続けられます。

 

もうひとつコツがありまして、それはPhotoshopができる人に教えてもらうことです。

「それじゃ独学じゃないじゃん」

ってツッコまれそうですが、独学縛りにしちゃうなんてもったいないです(笑)

 

別にスクールに通う必要はありません。むしろスクールは時間もとられるし高額だしでおすすめしません。

 

今ならストアカやティーチャ、サイタなどで1時間から気軽に教えてもらえます。

 

数ヶ月に1度でもいいので、Photoshopが使える人に自分をみてもらうと抜群に上達スピードが早くなります。

 

というのも、独学だと遠回りしちゃう場合があるからです。

これは僕の実体験です(汗)

 

自分だけだと灯台下暗しで、便利な機能があるのにいつまでも気づかなかったり、思いがけない使い方があったりします。

 

自分がやっていることは正しいのか?他に良い方法があるのか?

それをたま~に教えてもらうだけでも、遠回りを避けて早く上達できるんですね。

 

もちろん週一でガッツリ教えてもらったほうが早いですが(笑)

 

まとめ

Photoshopが難しいと挫折しないためのコツについてご紹介しました。

ゼロから入門書に沿って覚えるのだと、楽しくないし身につかないので挫折しちゃいがちです。

 

挫折しないで続けるにはとにかく楽しむこと!

 

それにはいきなり作品づくりからスタートさせちゃうのが一番です。

それも、つくった作品で誰かが喜んでくれるものだとベスト。

 

あとは作品づくりに必要な機能を逆引き的に覚えていきましょう。

 

作った作品をSNSなどにアップして周りの人から評価されればさらにモチベーションが高まります。

 

Photoshopを習得するのに大切なのは勉強した本の数じゃありません。

つくった作品の数です。

 

色々なパターンの作品を多く作ることで、実践的なスキルが身につきますし、そうやって覚えたスキルは忘れません。

 

これからPhotoshopを始めたい方、独学でやってみたけど難しくて挫折しちゃった方はぜひ参考にしてみてください。

 

今日はこのへんで。

それではまた!

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