#20 色相・彩度の使い方【Photoshopの使い方 初心者編】

#20 色相・彩度の使い方【Photoshopの使い方 初心者編】

こんにちは、トーモです。

今回はPhotoshopの使い方【初心者編】第20回目です。

調整レイヤーのひとつである「色相・彩度」の使い方についてご紹介します。

簡単な操作で「色相」・「彩度」・「明度」の3つを調整できます。

画像の色合いを調整する際にこの3つの要素は欠かせない重要なものになります。

それをひとつの調整レイヤーでおこなえるのは便利な機能ですね!

調整レイヤーについてはこちらをご参考ください。

調整レイヤーについて

それではみていきましょう!

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色相・彩度の調整レイヤーを開く

まずは「レイヤーパネル」下部にある色調補正のアイコンをクリックします。

色調補正のやり方 調整レイヤー

メニューのなかに「色相・彩度」がありますので選びます。

すると下のパネルが開きます。

色相・彩度パネル

 

色相について

色相とは赤や青といった色合い、色味のことです。

一番上のスライダーを左右に移動させることで色相を調整できます。

アイキャッチ画像でも使っているこの画像を調整してみましょう。

元画像

色相のスライダーを左に移動させます。

色相のスライダーを左に移動

すると画像の色がこのように変化しました。

調整後

このようにスライダーひとつで簡単に色を調整することができます。

彩度について

彩度というのは色の鮮やかさです。色を強調したいときや逆に抑えたいときなどに便利な機能です。

先ほどの画像で彩度を調整してみましょう。

まずは彩度を高くしてみます。真ん中のスライダーを右へ移動させます。

彩度を高く

すると全体的な色が濃く変化しました。

調整後

続いて逆に彩度を低くしてみましょう。今度はスライダーを左に移動させます。

彩度を低く

すると全体的に色が薄く抑えられました。

調整後

色が弱いなって感じた場合は彩度を高くし、逆に色がキツイなってときには彩度を低くするとバランスの良い色にできます。

明度について

明度とは色の明るさの度合いです。明度が高くなると白に近づいていき、逆に低くなると黒に近づいていきます。

試しに明度を高くしてみましょう。

一番下のスライダーを右に移動させます。

明度を調整

すると全体的に明るさが増して白っぽく変化しました。

調整後

この明度はあくまでも色の明るさですので、画像自体の明るさを調整したい場合にはトーンカーブレベル補正明るさ・コントラストなどの機能を使用するのがおすすめです。

色相を統一する方法

色相・彩度のパネルにある「色相の統一」にチェックを入れると、全体の色味が一色に統一されます。

あとは色相や彩度のスライダーを移動させることで色を調整することができます。

色相の統一

調整した画像がこちらです。

調整後

全体の色を統一させることで雰囲気がぐっと変わりますね。

部分的な色を調整する方法

今までの調整は画像全体の色に対して変化させるものでした。

特定のある色味だけ調整させることも可能です。

色相・彩度のパネル上に「マスター」と表示されている項目があります。ここを選択すると調整したい系統の色を選ぶことができます。

マスターの変更

マスターが全体の色を調整できる状態です。

試しに部分的な色だけ調整してみましょう。

下の画像の空と海の青い部分だけ変化させてみます。

海 元画像

マスターの部分を「シアン系」に変更して色相のスライダーを右に移動させます。

調整後

すると空と海の青い部分だけ色が変化しました。砂浜の部分は変わっていないのが分かりますか?

このように特定の色だけ調整することで、色味の微調整などが簡単におこなえます。

まとめ

色相・彩度の調整レイヤーは使用頻度の高い便利な機能です。

トーンカーブやレベル補正のようには詳細な調整はできませんが、シンプルな操作で調整できるのがメリットです。

是非あれこれと触ってみてまずは感覚で機能の特徴をつかんでいきましょう。

今日はこのへんで。

それではまた!

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