こんにちは、トーモです。
Photoshopを使って仕事がしたい!
自分でデザインができるようになりたい!
でも・・自分にできるかな?って不安に思ったりしませんか?
「デザインのセンスが無いし・・・」
「美大や専門学校出てるわけじゃないし・・・」
デザインと聞くとなんだか特別な才能やスキルがないとできないんじゃないかと思っている方は多いと思います。でも・・
大丈夫です!
僕も最初はそうでした。
特別デザインや絵などの学校を出ているわけでもなく、パソコンはむしろ苦手なほう・・。
大学で専攻してたのは中国史ですよw
不安だらけの中で独学から始めました。
それから14年続けていますが、そんな僕でもPhotoshopを使って色々なお仕事をさせて頂くことができてます。
デザインはルールに基づいておこなえば、どなたにでもできます!
これは声を大にして言いたいです。
今回の記事では、「デザインは特別な才能やセンスが必要じゃないの?」っていう誤解を解いていきたいと思います。
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デザインと芸術はまったくの別物
一番の誤解はデザインと芸術を一緒に考えちゃうところです。
芸術というのは作品を通じて「自分」だったり「何か」を表現することです。
そこには「独自性」が求められ、「抽象的」な表現になることも多いです。
絵でもよくありますよね?有名な画家が描いたスゴイものみたいだけどチンプンカンプンみたいな。
そういった作品を作るんだったら、人にはない抜きんでた才能やセンス、感性が必要になってくるでしょう。
今までの世の中には無かったようなものを作り上げるわけですから、それは大変なこと。
ゼロからイチを生み出すために、作り手が「どう感じるか」、「どう表現したいのか」という点に重きがおかれます。
でもデザインはそれじゃダメなんです。
デザインで大切なのは「誰に対してどのように伝えるか」ということ。
その中に自分のメッセージは要らないんです。
伝えたいターゲットを決めて、一目で伝えたいことが分かるように表現しないといけません。
より具体的に伝わりやすくしないと伝わりません。
つまり、芸術によくある独自性や抽象的な表現とは真逆のものなんです。
芸術は万人に受け入れられなくてもOKかもしれませんが、デザインは万人に受け入れられなきゃダメ。
僕も今までにたくさんのデザイナーさんと知り合いましたが、美大や専門学校で勉強されていた方のほうがデザインに凝り過ぎて伝わりにくくなってるなんて場合も。
才能があるがゆえに、独自性の高いものを作りたくなっちゃうんでしょうね。
伝わりやすく表現するには、具体性とともにルールが大切になります。
デザインは決まったルールに基づいておこなわれる
デザインは必ず決まったルールに基づいておこなわれます。
たとえばチラシのデザイン。
みなさんもお馴染みのユニクロのチラシはこんな感じ。

それに対して同じアパレルのジーンズメイトのチラシはこちら。

似てますよね?
左上にメインで訴求したいことを配置したり、値段の大きさや色、写真の大きな等々。
こういったアパレルのチラシって、他のところも似たような感じですよね。
でも見る側(お客さま)からしてみれば、デザインなんてどうでもいいんです。
それよりも、
自分の欲しい商品があるのか?
値段はいくらなのか?
いま買えばお得なのか?
そういった内容のほうがとっても重要ですし、知りたいのはそこ。
「今日のユニクロのチラシデザインって独創的だったよねー。見たことないよあんなの」
ってお店に訪れてくれるなんてありませんよね?
むしろアパレルのチラシは「あんな感じ」というふうに見慣れてしまっているので、全然違ったら見づらくて見るのやめちゃいます。
そんなところに、
「自分はもっと独自性を出したい」
「今までに無かったデザインのチラシにしたい」
なんてお客さま無視でワンマンプレーに走っちゃったとしたら・・。
自分の商品チラシならいくらやってもOKです。でも売れないと思いますが。
これがもしクライアントからの依頼だったら、一発でダメ出しされます。
「すいません、イチからデザインやり直してください」みたいな。
僕もある会社のチラシデザインの制作に何年間か関わっていましたので分かりますが、
こういったデザインをする際には必ず同業他社のチラシを参考にベースをつくります。
独自性は商品や価格などで出していくんです。デザインは見やすいかどうか。
それには決まったルールというものがあります。
レイアウトのルールだったり、色や写真、すべてのことにあります。
そういった普遍的なルールをどんどん身につけていけば、自然とデザイン力が備わっていきます。
デザインセンスは学べば身につく
デザインのセンスというのは、想定したターゲットに分かりやすく伝えられる力です。
そこにプラス「感動」「ワクワク感」もあれば十分なセンス。
先ほどお伝えした「デザインのルール」を身につければ、色々な商材やシチュエーションでも対応できるデザイン力が備わります。
それらは学習することでどなたにでも十分可能なこと。
「感動」・「ワクワク感」を引き起こすようなデザインだって大丈夫。
特別な才能は必要ありません。
たとえば、あなたが日々感じていることを思い出してください。
ネット通販で商品を探していて「これいいな!」って思った画像とか。
思わずワクワクしちゃうような雑誌の表紙だったり。
そう、あなただってデザインする側のターゲットなんです。
だからTVのCMでも、電車内の広告でも、なんでもあなたが「いいな!」って思うものってあると思います。
無意識に感じているそういったことを、意識的に目を向けてあげれば自然と身についていきます。
あとは自分が作ったものを他の人に見てもらってダメ出ししてもらえば、数をこなせばどんどんレベルが上がっていきます。
まとめ
デザインって聞くとなんだか特別な才能がないとできないんじゃないか。
そう思ってしまってチャレンジする気持ちが怖気づいてしまうなんて、もったいないです。
でもそういう人って多いんですよね。
僕もそうでしたから。よく分かります。
゛デザインはルールに基づいておこない、ルールは学べば身につく ”というお話をしましたが、
「それだったら自分でもできるかな?」って思ってもらえると嬉しいです。
今日はこのへんで。
それではまた!