Webデザイナーに向いてる人・向いてない人【適性を判断するには】

Webデザイナーに向いてる人・向いてない人【適性を判断するには】

これから『Webデザイナーになりたい』という場合、果たして自分が向いているのかどうかは気になるところ。

どんな仕事でもそうですが向いてない仕事を続けるのは無理ゲーです。

でもどんな仕事かもよく分からないのに自分が向いてるかなんて分かりませんよね?

僕は10年以上Webデザインの仕事を副業として続けてきました。それなりに続けてこれたのはひとえに『向いていた』からです。

でも僕はWebデザインを始める前までは『接客業』しかしたことが無く、正直自分が向いているとは思いもよりませんでした。

今回は僕の経験からWebデザイナーになりたいならこれだけは向いてないとキビシイという2つのポイントを紹介します。

『Webデザイナーになりたいけど不安』という方は少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。

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Webデザイナーに向いてるか向いてないかは極論でいえばこの2つ

Webデザイナーに向いてるか向いてないかは極論でいえばこの2つ

ぜったいに欠けていてはダメという適性はこの2つです。

■長時間のデスクワークも大丈夫

 

■一人で黙々と作業ができる

「当たり前じゃん!」という声が聞こえてきそうですがこれだけです。

逆にいえばこの2つが苦手な場合はWebデザインという仕事は苦行でしかないと思います。

作業はパソコンでおこないますので1日中じっと座ってられない人には難しいです。

またWebデザインはチームでおこなう場合でも基本一人で黙々と作業する時間がほとんどですので、これも性格的にあわない人にはまず無理です。

この2つが苦にならない、むしろそういった働き方が好きっていう人なら迷わず目指してみるのが良いと思います。

いや確かにもっと細かい部分でいえば向いてるかどうかの適性ポイントってたくさんありますよ。

それらのポイントも後ほど紹介しますが、それってやっぱり実際やってみないと分からないと思うんです。

でも『長時間のデスクワークができるか』、『黙々と作業できるか』は今までの人生経験からでも判断できるかなと。

なのでこの2つが向いていて好きならGOです。僕がそうでしたから。

接客しか経験なかった僕がWebデザイナーに向いてると分かった理由

ちょっと僕のお話をします。

僕は20代半ばまでは接客業しか経験がありませんでした。

自分は接客に向いていると思っていたのでホテル専門学校へ通い、その後ホテルや他の接客業でいくつか仕事をしました。

ところが思いもよらぬところで転機が訪れまして、ずっとサラリーマンだった父親が小さなお店を始めたんです。

実店舗でしたがネット通販も始めたところ、ニッチな商材だったこともあり売上の大部分がネット経由になったんですね。

ただ『パソコンの電源の切り方すら分からない』父親だったので、四苦八苦してるのをみて僕が手伝うことにしました。

とはいえ僕も特別パソコンが得意だったわけではなく、PhotoshopやHTMLを頑張って独学。

すべては家業を成功させるために。

で実際にやってみるとこれが面白い。それまでデザインのデの字も知らなかった僕ですがその楽しさに目覚めたんです。

それから数年くらいしてWebデザイン自体の仕事もしたくなり、10年ほど副業としておこなってきたという経緯です。

ここで言いたいのは、『やってみないと分からない』ということです。

なので先ほど紹介した2つのポイントが合っていれば迷う必要はないかなと思います。

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Webデザイナーに向いてる性格

とはいえこれだけだと不親切なので、僕の経験上、Webデザイナーがおこなう作業から考えて向いている性格について紹介します。

■細かい作業が好きな人

 

■誰かを喜ばせるのが好きな人

 

■分からないことは自分で調べられる人

 

■何かを作ることが好きな人

 

■責任感があり約束が守れる人

細かい作業が好きな人

Webデザインは華やかなイメージがありますが、実際はけっこう細かい作業の連続です。

1ピクセルというパソコンの最小単位を意識して画像やボタンなど作り配置していきます。

『大雑把でなんとなく』という性格よりも『細かく神経質』な人のほうが向いてます。

誰かを喜ばせるのが好きな人

普段からプレゼントやサプライズなどで誰かを喜ばせるのが好きな人は間違いなく向いてますね。

制作したものはクライアントに納品するわけですが、その時に『クライアントを驚かせたい』とワクワクできると制作のクオリティが上がります。

これは僕が接客業にいた時の経験が活きている点です。

接客もお客さまに喜んでもらいたい気持ちがモチベになりますからね。

分からないことは自分で調べられる人

Webデザイナーは基本的には見た目をつくる『デザイン』作業と、デザインしたものをWeb上で表示させる『コーディング』という作業をします。

特にコーディングの時に起こりやすいのが自分で再現したいことがどうしてもエラーになってしまうこと。

表示が崩れたりうまく反応してくれなかったり。

そういった時はググって解決法をみつけて対処します。もちろん周りに聞いてもいいんですがググって解決できることを聞きすぎると煙たがられることも多いので。

『自分で調べる』能力ってWebデザイナーに欠かせません。

何かを作ることが好きな人

Webデザイナーは創作が仕事です。

ゼロから作り上げる必要はありませんが(クライアントの要望に沿って作るので)、何か形あるものを作ることが好きな人は向いてます。

よくデザインで言われるのが『デザインとアートは違う』ということ。

独創的な作品をつくるわけじゃなく、むしろクライアントの要望を的確に把握しそれを再現できる力が重要です。

責任感があり約束が守れる人

Webデザイナーにはもれなく納期があります。

納期はもう絶対なものなのでこれが守れない人は向いてないですし仕事がきません。

もちろんこれはWebデザイナーに限ったことじゃないですけどね。

僕はけっこう時間にルーズだったりしますが、今まで納期を守れなかったことはありません。

仕事上の約束が守れるかどうかは重要です。でも『できないこと』をできないって言うのも大切。本当にキビシイ納期なら受ける前に事情を説明すれば大丈夫ですよ。

 

僕がこれまでWebデザインの仕事をしてきた経験から、向いている性格について紹介しました。

全部に当てはまっている必要はありません。極端にいえば1つも当てはまらなくてもいいと思います。

冒頭でも書きましたが、これらは『実際にやってみないと分からない』からです。

やってみると『意外に向いてるな』ってなると思いますよ。

僕がそうでしたけどやってみて初めて分かった部分が多かったので。

まとめ

Webデザイナーに向いてる人・向いてない人について適性を判断する2つのポイントを紹介しました。

まとめると、

向いてるかどうかはやってみないと分からないので、『長時間のデスクワークができるか』、『黙々と作業できるか』がOKなら全然トライしましょう。

ということです。

例えば1つのWebデザイン会社に入ったとします。

そこで仕事のやり方や内容、人間関係で上手くいかなかったとします。

だから『Webデザイナーに向いていない』かというとそんなことはありません。

たまたまそこの職場が合わなかっただけかもしれません。

僕もある会社のデザイン部門で働いた経験がありますが、チームで仕事するのには向いてませんでした。

でも自分でフリーで働くという形態でしたら向いてましたので。

あまり難しく考えず、やりたかったらまずはやってみましょう。

身についたスキルは決して無駄にはなりませんしね。

今日はこのへんで。

それではまた!

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