ネットショップ商品のバナー画像をつくっていると必ずと言っていいほど使うのが境界線。
バナー画像のまわりを囲むあの線です。
境界線をつけるのにレイヤースタイルという機能からおこなう方も多いと思います。その時どうやって境界線をつけてますか?
すべてのレイヤーを統合して最後につけます?
でもそれだとバナー画像の内容をあとから修正できなくなったうんですよね・・。
というわけで今回は境界線をつけた後でも修正できちゃう便利なつけ方を紹介します。こんな方には役立つかなと。
- 境界線をつけた後は内容の修正ができなくなる人(レイヤーを統合しちゃう)
- そもそもバナー画像の境界線のつけ方がわからない
やり方はとってもシンプルですのでぜひ参考にしてみてください。ちなみにネットショップのバナー画像に限らず、ブログのアイキャッチやサムネイル画像にも使えますよ。
それでは手順をみていきましょう!
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目次
ネットショップのバナー画像の境界線って何?

バナー画像の境界線というのは上の画像のまわりを囲っている「線」のことです。よくネットショップのバナー画像などについてますよね?
この線をつけることで「これは画像ですよ!」というのが伝わり、クリックなどのアクションをしてもらいやすくなります。
もちろん必ずつけなきゃダメってわけじゃないです。楽天のショップさんはけっこう使ってますけど、逆にアマゾンは少ないかなと。
便利な境界線のつけ方の手順
では手順をみていきましょう。
まずは境界線をつけたいバナー画像を開きます。今回はバナーのコンテンツが作成済のデータを使いますが、バナー作成の最初の段階で境界線をつけてしまってもOKです。

ちなみにレイヤー構成はこんな感じになっています。

この状態で保存しておけば何度でも修正できるわけですが、レイヤースタイルで全体に境界線をつけるにはレイヤーを統合しなくてはならないため、後から修正ができなくなってしまいます・・。
どういうことかというと下の画像のとおりです。レイヤーを統合して境界線をつけてみました。

画像の全体に境界線をつけることはできましたが、1つのレイヤーに統合しちゃってるのでもう内容がいじれない状態になっちゃってます。
今回紹介する方法ならレイヤーを統合しないで境界線をつけることができます。
バナー画像の四辺にガイドを引く
バナー画像の四辺にガイドを引きます。

ガイドは「上と左に表示されている定規の部分」からドラッグすれば引くことができます。
メニューバーの「表示」から「スナップ」にチェックを入れた状態でレイヤーパネルの背景画像を選択しておけば、ちょうど四辺でガイドが止まってくれるので簡単に引けます。

ガイドに沿って長方形ツールで透明のシェイプをつくる
ツールバーから長方形ツールを選択します。

先ほど引いたガイドに合わせて長方形のシェイプをつくります。

シェイプの属性パネルから「塗り」と「線」どちらも非表示にします。(下の画像の状態)

すると見た目には長方形のシェイプは消えていますが、見えないシェイプが存在している状態になります。このとき長方形シェイプのレイヤーは一番上に移動しておきます。

長方形のシェイプに境界線(内側)を作成して完成
先ほどつくった長方形のシェイプレイヤーを選択した状態でレイヤーパネル下部にあるレイヤースタイルの追加から境界線を選びます。

境界線は必ず「内側」を選んで下さい。「外側」にすると画像外に境界線ができてしまいます。

これでバナー画像の四辺に境界線がついた状態になります!

ちなみにレイヤーパネルの状態をみてみるとこんな感じです。

レイヤーが統合されていないのでバナー画像の内容をいつでも修正することができます。またこの方法なら境界線の太さや色などもいつでも修正可能なのがメリットです。
境界線をつけるもう1つの簡単な方法
もう1つさらに簡単な方法があります。この方法は境界線をあとから修正することはできませんがあっという間にできます。手順は下記のとおりです。
1、バナー画像の各レイヤーの一番上に「新規レイヤー」を作成します。
2、メニューバーの「選択範囲」→「すべてを選択(Ctrl+A)」から全体を選択します。
3、メニューバーの「編集」→「境界線を描く」から境界線の幅とカラーを選んで完了です。
早さでいえばこちらの方法のほうがいいでしょう。ただあとから境界線の編集ができないため僕はあまり使っていません。
まとめ
ネットショップのバナー画像に境界線をつける便利な方法を紹介しました。
僕も普段からネットショップ用のバナー画像をつくるので分かりますが、けっこう同じサイズのバナー画像を商品ごとに作ったりとか多いですよね。
長方形シェイプの境界線だけ残しておけば他の画像に使いまわすこともできますよ。
何よりあとから修正できますのでめちゃめちゃ便利です。ぜひ試してみて下さい。
今日はこのへんで。
それではまた!