こんにちは、トーモです。
NEWS PICKSで気になる記事がアップされていました。
そのものずばり、
副業2.0
~2.0というのは、Web2.0やDocomo2.0に代表されるように、
それまであった形とは異なる新しい動きや状態を表す時に使われます。
つまり、副業新時代って感じ。
今や人生100年時代といわれ、リタイヤする年齢もどんどん上がってきている中で、
一つの仕事・職業だけでずっと食べていくことは当たり前ではなくなってきました。
会社に依存するのではなく、副業・パラレルキャリアを発揮して個人がメインにシフトする流れは今後どんどん加速していくものと思われます。
今回はNEWS PICKSの記事をご紹介しながら、来る副業2.0時代について考えてみたいと思います。
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副業1.0と副業2.0って何が違うの?
副業1.0と副業2.0の違いについて、NEWS PICKSの記事によると次のように述べられています。
かつての副収入を得る目的、あるいは名誉職的な副業を「副業1.0」とするなら、自分がやりたいことをやる自己実現や能力向上のために行う「副業2.0」が定着しつつある、と言えるだろう。
引用:NEWS PICKS
それまでの副業は生活費を補うための副収入を得るという目的がメインだったのに対し、
これからの副業2.0時代は収入がメインというよりは、自分のスキルアップややりがいなどに重きを置くようになるというものです。
比較した表がありましたので引用しておきます。
![]()
引用:NEWS PICKS
実際、副業を解禁する企業が増えているというニュースをよく聞くようになりました。
記事にも一覧がありますが、副業を解禁している主な企業としては、
ソフトバンク、ディー・エヌ・エー、ヤフー、メルカリ、サイバーエージェント、グーグル、新生銀行、ロート製薬、などなど。
まあそうそうたる大企業ですよね(笑)
こういった企業の社員ならかなりの給与を得ていると思うので、副業の目的が収入アップというよりはスキルアップや人脈を広げることに意識がいくのも当然かなと。
企業側のメリットとしては、副業を許可することで無償で社員のスキルアップが実現できたり、副業先で得た人脈などを本業に活かしたりできる点が挙げられます。
ここで一つ思うことが。
みんながみんな副業解禁するような大企業で働いているわけじゃないということ。
むしろ少数。
中小企業で副業解禁が進んでいるのかというと、データが無いので断定はできませんが、難しいのかなと。
恐らく会社側も社員も、
「そんな余裕無いよ」
ってところがほとんどじゃないかと思います。
なので、大多数の人が自分には関係ないよって思うんじゃないでしょうか。
でも、
副業自体には興味ありますよね?
転職支援サービス事業を行うエンジャパンが、正社員5,500名以上を対象に行った調査結果によると、
20〜40代の正社員で副業に関心のある層は約9割
だったそうです。
みんな副業に興味はある。
でも会社で禁止されている。
だから自分が副業をやるなんて想像できない。
というパターンが多いんだと思います。
じゃあ副業2.0の時代というのは大企業に勤める一部の人だけに拡がるものなのかというと、そうじゃないと思っています。
副業2.0時代で会社から個人へシフトしていく
NEWS PICKSの記事によると、副業2.0が拡がる背景として次の3つを挙げています。
1) 副業を解禁する企業が増えつつある2) 副業などパラレルワークをやりたい人が増加している3) 仕事をパラレルワーカーに発注する企業が出始めている引用:NEWS PICKS
ここで僕が注目するのが3番目の理由。
仕事をパラレルワーカーに発注する企業が出始めている
という点です。
当然ですが仕事が無いと個人が副業することはできません。
副業する人ありきではなく、仕事ありきです。
僕は今後企業が個人へ仕事を依頼する流れがどんどん増えていくと思います。
そのことに比例して副業をする人の数も増えていくと思います。
つまり、副業2.0時代が浸透していけばいくほど、
副業1.0でいわれる収入アップを目的とする一般の人の裾野も拡がっていくということ。
会社単位ではなく、個人単位へのシフト。
今だってテクノロジーの発展により、昔なら考えられなかったことが個人で可能になってきています。
例えば、
番組を作りたかったらYouTube。
ライターになりたかったらブログ。
ラジオのパーソナリティになりたかったらVoicy。
アイドルやバンドでデビューしたければSHOWROOM。
これらのサービスを使えば、企業に入社したり契約を結ばなくても個人で実現することができます。
自分で発信してファンをつくり、生計を立てることだって不可能じゃない時代です。
実際、個人発信によって影響力が大きくなれば、企業がそこに目をつけて仕事の依頼に結びつくこともあります。
ブロガーが出版したり、ユーチューバーがTVに出たりなど。
何も有名になろう!というわけじゃありません。
こういったことを個人でやることで、それまで企業にいないと身につかなかったスキルが習得できるんです。
YouTubeだったら動画編集のスキル。ブロガーだったらライティングのスキルとか。
で、そのスキルがある程度まで高まったらそれを活かして仕事を請け負うことだってできます。
個人へのシフトで生まれるスキル格差
個人へのシフトが進んでいくと、その流れに乗れる人とそうでない人がでてきます。
スキルの格差です。
スキルというのは単純に何かの仕事をこなす能力だけじゃありません。
自分のもっているスキルや価値を活かして、それを仕事に結びつけていける能力もふくまれます。
もしろそっちのほうが重要かも。
例えば、65歳で定年になったとき。
年金だけじゃ生活できない世の中になるのは目に見えています。
その時に、個人へのシフトの流れに乗れた人は、その経験・スキルを活かして収入を得ることができるでしょうが、
そうじゃない人はそこから何かを始めようとしても中々難しいかと思います。
そうならないためにも、副業2.0時代へ進むなかで色々な情報を集めたり、考えたりすることが重要なんだと思います。
ちなみの僕はPhotoshopというソフトを使って自分で稼ぐ力を身につけることをテーマにこのブログを書いています。
興味のある方はぜひこちらの記事も読んでみてください。
まとめ
NEWS PICKSの記事にあった副業2.0時代到来について考えてみました。
間違いなく訪れるであろう個人の時代。
今は一つの会社を勤め上げる時代から、個人で複数の仕事をおこなう時代への過渡期だと思いますので、
「自分には関係ないよ」
「大企業の一部の人だけでしょ」
って思う人も多いと思います。
でも、テクノロジーの進化のスピードが早すぎて先がどうなるかなんて誰にも分かりません。
20年前まではネットなんてまだ一般的じゃありませんでした。
10年前まではスマホじゃなくガラケーでした。
じゃあこの先10年後はどうなるのか?
今のまま同じで大丈夫なのか?
副業2.0時代到来の記事を読んでみて、
個人でできることについて、もっと考えていかないといけないんじゃないかと感じた次第です。
今日はこのへんで。
それではまた!