こんにちは、トーモです。
今回はPhotoshopの使い方【初心者編】第22回目です。
調整レイヤーのひとつ「レンズフィルター」についてご紹介します。
カメラのレンズに取り付けるフィルターのような効果をPhotoshopで出すことができます。
僕は若干の色味を取り除きたい場合や、逆に追加したい場合などによく使います。
それではみていきましょう!
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レンズフィルターの特徴について
一眼レフなどで撮影される方はご存知だと思いますが、カメラのレンズに取り付けるフィルターというものがあります。

こういったフィルターを通して撮影された写真は色味が追加されたり色々な効果が得られます。
このフィルター効果に似たようなことをPhotoshopでもできちゃうのが「レンズフィルター」。
僕の場合は大まかな補正というよりも、仕上げに少し使うことでいい感じにすることができています。
レンズフィルターの使い方について
まずは「レイヤーパネル」下部にある色調補正のアイコンをクリックします。

メニューのなかに「レンズフィルター」がありますので選びます。
するとレンズフィルターのウィンドウが表示されます。

使い方はとっても簡単。
まずはフィルターの項目をクリックして20種類のフィルターのなかから適用したいものを選びます。

今回はフィルター暖色系(85)を選択してみましょう。
すると画像に効果が適用されます。

↑適用後の画像は暖色系のオレンジっぽい色味が追加されていますね。
もっと効果を出したい場合には、適用量のカーソルを右に移動させます。

適用量25%と70%で比較してみた画像です。だいぶ色みに違いが出てますね。

もし選べるフィルターからしっくりくるものがなければ、カスタムで色を指定することも可能です。
「カスタム」にチェックをいれてカラーの部分をクリックします。

↑カラーピッカーが開きますので好きな色を指定するだけでOKです。
指定した色はリアルタイムに画像に反映されますので、画像を見ながら適した色を選んでいくのがいいでしょう。
「輝度を保持」というチェックボックスがありますが、通常はチェックを入れたままにしておきます。画像の明るさが保持されます。
どんな時に使ったらいいのか?
レンズフィルターを使う場面は人それぞれですが、写真の色みを調整する場合が多いでしょう。
特定の色を取り除きたい場合や、逆に追加したい場合などです。
例えば全体的に青みがかっている画像の場合、青の補色であるイエローのフィルターを使うことで青みが軽減できます。
補色については下の記事をご参考ください!
僕の場合は写真を合成するときに、対象物を背景の色みに合わせたい場合によく使います。

↑背景のブルーに合わせるように、寒色系を選択。適用量は3%とほんの少しで。
少しだけ適用するだけでも背景へグッと馴染みますのでおすすめです。
今日はこのへんで。
それではまた!