こんにちは、トーモです。Photoshopの使い方、2回目はPhotoshopの基礎知識を覚えよう「ワークスペース編」です。
前回はPhotoshopの購入方法でしたので、今回からいよいよ実際にPhotoshopを使いながらの練習がはじまります。Photoshopのインストールはバッチリお済みでしょうか?
前回の記事はこちらです。
Photoshop(フォトショップ)を購入するなら必見! Photoshopを安く購入して使う方法
今回から数回にわたってまずはPhotoshopの基礎知識について解説していきます。「早く操作したい!」って思われた方、ですよね分かります(笑)
自動車の教習所でも学科より実技(運転)のほうが面白いですもんね。
でも、最初に基礎知識を知ってから操作をはじめたほうがとても効率的です。ですので最初はちょっと頑張って勉強からはいりましょう!
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Photoshopとは何ぞや
Photoshopでできること
Photoshopを使ってできることって何でしょう?なんとなく「ああ、写真をキレイにするんだよね?」とか「芸能人がバッチリ修正されちゃうやつだよね?」とかイメージがあるかと思いますが、ざっくり5つに分けることができます。
- 写真レタッチ(画像の修正・加工)
- 画像の合成
- Webデザイン
- イラスト
- グラフィックデザイン
簡単に説明すると、写真レタッチは写真の明るさや色味など元々写真のもっている情報を修正します。※下の写真は花の色を黄色から赤色へ加工したものです。

画像の合成は、例えば人物と背景など異なる写真を合わせてひとつの写真に仕上げます。下の写真は海の背景と女性を合成したものです。

WebデザインはWeb上で使うさまざまな画像をつくることができます。

イラストはPhotoshopを使って絵を描きます。グラフィックデザインは写真や文字や絵を使ってひとつのビジュアルに仕上げます。
ちなみに僕の専門は写真レタッチ、合成、Webデザインですので、この3つの分野についての解説がほとんどですので、始める前にご了承ください。
Photoshopを楽しくマスターする2つのコツ
Photoshopをマスターするコツが2つあります。
- 全ての機能を完璧にマスターしようと思わない
- 解説を読むだけではなく、実際に操作してマネをしてみる
はじめてPhotoshopの画面を開いてみると、ちょっと難しそうな印象もちませんか?

使えるツールだけでも約60種類もありますし、それ以外にも色を調整する機能だったりフィルターという効果を加える機能だったり、「何をどうすればいいの!」ってくらいやれることがたくさんあります。
でも大丈夫です。なぜなら全てを使いこなせる必要はないからです。
制作現場でPhotoshopをメインに使っているプロの方でも、全ての機能を完璧に使いこなせる人は多くはありません。逆にスキルの高い人ほど、限られた少ない機能を使いこなしてシンプルにクオリティの高いものをつくりあげています。
「全部を使いこなせるようにならなきゃいけない」って思うと大変でしんどいですよね?
なので全部使いこなす必要はないんだってことを知っておいてください。
また、Photoshopは写真や画像をいじくるように、見た目を変えるソフトです。プログラミングのように難しい言語を入力することはありません。頭で覚えるというよりは、運動や楽器などのように体で覚えるほうに近い感覚です。
そのため、Photoshopは勉強ではなく練習といったほうが合っています。それにはとにかく実際に操作して体で覚えていくことです。解説だけ読んで頭だけで理解するのは難しいですが、操作しながらあれこれやっていくとすぐに上達していきます。
完璧を求めず、楽しみながら操作して覚えることを意識してみてください。
ワークスペースを覚えよう!
実際に操作して覚えよう!といいながら、最初は基礎知識の勉強です(笑)。ここは最初だから仕方ありません。ちょっと頑張って覚えていきましょう!
今回はPhotoshopの画面(ワークスペース)の見かたをご紹介します。

- メニューバー
- オプションバー
- ツールバー
- ドキュメントウィンドウ
- パネル
ではひとつずつ見ていきましょう。
(1)メニューバー
ファイルを新規作成したり保存したりといった基本操作や、画像に対して色々な処理をする操作が選べます。エクセルやブラウザのメニューのような感じです。
(2)オプションバー
次で解説するツールバーで選んだツールに関していろいろ設定できるオプションです。選んだツールによって内容が変わります。
(3)ツールバー
Photoshopで使えるツールを選ぶことができます。基本はここでツールを選んで作業、また別のツールを選んで作業となります。
(4)ドキュメントウィンドウ
実際に修正・加工する画像などが表示されます。複数のウィンドウを同時に開くことも可能です。
(5)パネル
画像を加工するためのいろいろな機能が表示されます。表示させるパネルは自分で選べるので、自分好みにカスタマイズできます。
ツールバーについて少し詳しくご紹介します。

ツールバーは通常では左側のように表示されていますが、各ツールでさらに細かく用途にあわせたツールが隠れています。各ツールを長押しすると右側のように隠れていたツールが表示されます。
使う場所や条件に合わせて適したツールを選んでいけば、作業のクオリティもあがりますし作業時間の短縮にもつながります。
各項目についてはこれから詳しくご紹介していきます。ここではPhotoshopを作業するうえで、大きく5つの要素でワークスペースができあがっていることを覚えてください。
それではまた!