「Webデザイナーにチャレンジしたいけど未経験で就職できるかな?」
「もう30代で未経験だけどWebデザイナーになれるんだろうか・・」
こんな疑問を抱えている場合、僕はアルバイトから始めてみるのを強くおすすめします。
この記事を書いている僕は30歳を過ぎてからWebデザインの仕事を始め、現在は副業でフリーのWebデザイナーとして請け負っています。
ちなみに本業はネットショップを15年ほど個人で運営。
なぜアルバイトからをおすすめするのか?
実は僕がフリーで仕事を請け負うまでに2年ほどアルバイトでWebデザインの仕事をした経験があるからです。
その2年間で独学では得られないスキルや仕事の仕方を覚えることができました。
「なんだバイトかぁ・・」
と思うかもですが、Webデザインは誰でもできる仕事じゃないのでバイトとか関係ありませんよ。
むしろメリットだらけ。
今回は僕の経験からそのあたりを詳しく紹介したいと思います。
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目次
Webデザイナーをアルバイトから始めるメリット

メリットは次のとおりです。
■未経験からでも採用されやすい
■仕事で必要なスキルやルールが覚えられる
■就業時間など融通が効きやすい
■正社員へ登用される可能性がある
■どうしても合わなければ辞めるのもアリ
一つずつ詳しくみていきましょう。
未経験からでも採用されやすい
一番のメリットはこれです。『未経験でも採用されやすい』こと。
もちろん経験者のほうが有利ではありますが、正社員に比べれば格段に未経験でも採用されやすいです。
僕はある会社のデザイン部門でアルバイト採用を任されていたことがありますが、その時に重視していたのは『スキル』と『人柄』です。
経験があっても職場に合わなそうな人は採用せず、経験がなくても基本的なスキルがあって馴染みやすそうな人を採用していました。
実際に未経験OKで募集しているところも多いです。試しに求人サイトでチェックしてみてください。
仕事で必要なスキルやルールが覚えられる
独学ではある程度のスキルは身についても、実践的なスキルはやはり仕事をしないと身につきません。
アルバイトでも実際に仕事に飛び込むことで色々なことが学べます。
特に業界内のローカルルールみたいなものが知れるのは大きいかなと。細かいとこだと保存形式やデータのやり取り、仕事の進め方など。
全てに関われるかは職場次第ですが、中にいれば分かることも多いです。
それに当たり前ですが勤務中はずっと作業、作業です。
デザインしたりコーディングしたりレタッチしたり。
スキルアップと作業量は比例しますので、やらなきゃいけない環境にいると1年でもすごい実力アップになりますよ。
またアルバイトだと些細なことも聞きやすいですしね。「おっ、やる気あるな」って評価されるかもです。
就業時間など融通が効きやすい
アルバイトなら正社員と比べて就業時間も融通が効きやすいです。
もちろん会社によりけりですが、勤務時間が正社員より多いということはあり得ませんので。
時間的に余裕ができればその分の時間を自分のスキルアップに当てることができます。
アルバイトとしてWebデザインの仕事をしながらスキルを充実させていき、正社員への転職を目指すのがいいでしょう。
正社員へ登用される可能性がある
Webデザイナーはアルバイトから正社員へ登用される機会が割と普通にあります。
実際アルバイトの求人でも正社員登用制度がある会社も多いです。
最初からそういった会社を狙うのもいいですが、特に明記してなくても実際に入ってみると正社員に登用されるパターンもあります。
というのも会社がWebデザイナーを正社員採用するのってリスクやコストが大きいんです。
求人募集の掲載料や成約料ってかなりの負担になりますし、それでいて採用しても合わずにすぐ辞められちゃうことも。
そうなるとアルバイトで働いていてスキルや人柄が分かっている人を正社員にするってすごい合理的なんです。
1~2年くらいで正社員登用されるって全然あります。
どうしても合わなければ辞めるのもアリ
ちょっと無責任かもしれませんが、どうしても会社や仕事内容が合わなければ辞めるのもアリです。
Webデザイナーの仕事といってもその会社の業務内容や人間関係によって合う合わないがやはりあります。
ひとつの会社で挫折したからといってWebデザイナーに向いてないとは限りません。
その点は正社員よりアルバイトのほうが身軽に動けますので。
ここまでメリットを紹介しましたがもちろんデメリットもあります。
Webデザイナーをアルバイトから始めるデメリット

デメリットはこちらです。
■正社員と比べ給料が安い
■仕事内容が限定的になる
■世間体が気になる人には向かない
正社員と比べ給料が安い
これはWebデザイナーに限った話ではないですが当然正社員よりも給料は安いです。
時給としては他の一般的なアルバイトよりは高い場合がほとんどですが、賞与などはまず無いと思います。
また会社としてもアルバイトに無駄な残業をさせないところが多いですし。
応募する前に生計が立てられるかしっかり計算しておきましょう。
仕事内容が限定的になる
これも会社によりけりですが、アルバイトは雑務的な業務を任されることが多いです。
文字入力やチェック、写真の簡単な加工(ゴミ取りや切り抜き)など。
料理人でいえば野菜を切ったり鍋を洗ったりみたいな感じでしょうか。
でもそういった仕事も未経験なら新鮮に感じると思いますよ。
それに雑務もWebデザインをする上で欠かせない基本ですし。
先輩や上司と普段からコミュニケーションを積極的にとっておいて業務以外のことも色々教われるようにするといいですよ。
そうすると「この仕事も任せてみようか」となるかもしれませんし、仮にそうならなくても教えてもらえるだけでプラスですから。
世間体が気になる人には向かない
アルバイトっていう状態に対して世間体が気になる人には向かないです。
たとえば30歳を超えてアルバイトだと親や近しい人は心配するかもですよね。もちろんケースバイケースですが。
ちなみに僕は独学で勉強した後、30過ぎでWebデザインのアルバイトを2年ほどやりましたが全く気になりませんでしたけどね。
良い意味で鈍感でした(笑)
すべてはスキルを身につけるため。
いまフリーでWebデザインの副業ができているのもその時の経験のおかげです。
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Webデザイナーのアルバイトを探すのにおすすめのサービス
Webデザイナーのアルバイトを探すなら、ネットから求人サイトでクリエイティブ関連の職種に絞るといいです。
条件さえ合えばどの求人サイトから応募しても大きな違いはありません。
良い職場を見つけるコツは1つでも多くの求人に目を通して選択肢を拡げること。色んな求人サイトをチェックしてみましょう。
まとめ
未経験からWebデザイナーになるならアルバイトからがおすすめの理由について紹介しました。
特に独学や30代以上の方の場合はいきなり正社員を目指すより近道と思います。
おすすめの理由をまとめると次のとおり。
■未経験からでも採用されやすい
■仕事で必要なスキルやルールが覚えられる
■就業時間など融通が効きやすい
■正社員へ登用される可能性がある
■どうしても合わなければ辞めるのもアリ
大切なのはアルバイト期間は修業中と心得ること。
仕事に対して頑張るのはもちろん、それ以外でも勉強を続けながらスキルアップを目指しましょう。
僕の知人では30代後半のシングルマザーでアルバイトとして入社しましたが、1年後スキルアップして転職活動した結果、正社員として採用されました。
今は色んな働き方が当たり前の時代です。
ましてやWebデザインはスキルが身につく職種。
正社員だけにこだわらず急がば回れでアルバイトからスタートするのも有効な手段ですよ。
今日はこのへんで。
それではまた!