こんにちは、トーモです。
今回はPhotoshopの使い方【初心者編】第18回目です。
調整レイヤーのひとつである「明るさ・コントラスト」の使い方についてご紹介します。
数ある調整レイヤーの中でもとてもシンプルで簡単に使える機能です。
調整レイヤーについてはこちらをご参考ください。
とはいえ効果はバッチリ!
この機能でちょっと加工してあげるだけでも写真が見違えます。
では早速みていきましょう。
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コントラストとは?
使い方の前にコントラストってなんでしょうか?
明るさは分かりますよね。でもコントラストって聞いたことはあるけどよく分からない方も多いのではないでしょうか。
コントラストというのは「画像の明るい部分と暗い部分の差」のことをいいます。
この差が大きいとコントラストが高くなり、逆に小さいとコントラストが低くなります。
コントラストが高い画像はメリハリの効いた締まった感じになり、コントラストが低いと柔らかいソフトな感じになります。

上の画像を見比べてください。
どちらも同じ画像でコントラストだけ変えてあります。左側はコントラストが低く、右側は高いです。
コントラストの違いだけでもずいぶん印象が変わってきますよね?比較のためちょっと大げさに変えてありますがイメージとしてはこんな感じです。
どちらが良いということはありません。どんな画像でどのような目的で使うかによってコントラストは調整します。
明るさ・コントラストの使い方
では使い方をみていきましょう。とっても簡単です。
まずは「レイヤーパネル」下部にある色調補正のアイコンをクリックします。

メニューのなかに「明るさ・コントラスト」がありますので選びます。
すると下のパネルが開きます。明るさは上、コントラストは下のスライダーで変更できます。

スライダーは右に動かすと明るさは明るくなり、コントラストは高くなります。左に動かすと逆になります。
動かした分だけプラスマイナスで数値が出ますので微調整に便利です。下の画像は明るさを50明るくしたものです。

基本的な使い方は以上です。とっても簡単です!
「自動」と書いてあるボタンは押すとPhotoshopのほうで自動調整してくれますが。
とはいえベストな結果にならないことがほとんどなので、これは使わず手動で画像をみながら調整しましょう。
「従来方式を使用」というチェックボックスがあります。
ここにチェックを入れるとPhotoshop CS2以前の方式で使われていた効果で調整することができます。
現在の新方式では画像が明るくなり過ぎたり(トビ)、暗くなり過ぎたり(ツブレ)しそうになるとPhotoshopが階調を残してくれます。
通常はチェックを外しておいたほうが補正の精度が上がりますので、ここはチェックしないで使いましょう。
あえて強弱をつけたい場合にはチェックを入れると効果が強くなります。
まとめ
明るさ・コントラストは二つのスライダーを左右させるだけで調整できるので、画像を簡単に微調整したい場合に便利です。
僕は大量の写真を補正したい場合や、最後の仕上げとして少しだけ強弱を加えたい場合などに使うことが多いです。
もっと精度をあげて補正したい場合は、前回ご紹介した「トーンカーブ」や「レベル補正」を使い分けるのが良いでしょう。
今日はこのへんで。
それではまた!