こんにちは、トーモです。
今回はPhotoshopの使い方【初心者編】第8回目です。
画像表示の拡大・縮小のやり方についてご紹介します。
Photoshopでは画像を頻繁に拡大したり縮小したりして作業をおこないます。ここでは基本的な方法から、覚えておくと作業がよりスムーズになる方法など書きたいと思います。
それではいってみましょう!
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目次
ツールパネルのズームツールで拡大・縮小する
表示画像を拡大・縮小するのは作業をするうえで欠かせません。細かい作業をするときに画像を拡大しないとやりづらいですし、正確にできないからです。

まず基本的な操作方法からご紹介します。「ツールパネル」の中から虫眼鏡のかたちをした「ズームツール」を選びます。

クリックして拡大・縮小する
ズームツールを選択すると「矢印」だったカーソルが「虫眼鏡」のかたちに変わります。(プリントスクリーンではカーソルが写らないため画像なしですいません(;^_^A)
カーソルの虫眼鏡のなかには「+」が表示されています。この状態でドキュメントをクリックしてください。するとクリックした場所を中心にドキュメントが拡大されます。
反対に縮小するときには「Alt」キーを押ながらクリックします。「Alt」キーを押している間は虫眼鏡のなかに「-」が表示されますので、その状態でクリックすると縮小されます。
ドラッグして拡大・縮小する
ドラッグして拡大・縮小することもできます。「ズームツール」を選択した状態で虫眼鏡になっているカーソルをドラッグします。するとドラッグした範囲が点線で表示されます。カーソルを離すと点線の範囲が拡大されます。

「スクラブズーム」にチェックを入れるとやり易い
先ほど書いた「スクラブズーム」ですが、ここにチェックを入れるとカーソルを右にドラッグした時は「拡大」され、左にドラッグした時は「縮小」されます。
クリックして拡大・縮小するときとは違い、「Alt」キーを押さなくても拡大・縮小ができるため作業がサクサク進んでおススメです。
表示画面の移動方法
続いて表示画面の移動についてご紹介します。先ほどの「拡大」・「縮小」は細かい作業をするときなどに調整しますが、拡大すると画面には画像の一部分が表示されることになります。
表示されている場所以外の作業をするためには、画面(=ドキュメントウィンドウ)に表示されている画像を動かさなくてはなりません。この動作も頻繁におこないます。
ドキュメントウィンドウについては#02 Photoshopの基礎知識を覚えよう 「ワークスペース編」をご参考ください。
表示画面を移動させるには、ツールパネルから「手のひらツール」を選択します。

するとカーソルが「手のひら」の形に変わります。その状態で画像をドラッグすると、ドラッグした方向に画像が移動します。
こうやって次に作業したい場所を表示させながら加工していきます。
スペースキーを離せばそれまで使っていたツールに戻りますので便利です。
ナビゲーターパネルについて
ナビゲーターパネルについては#07 Photoshopの使い方 「おススメのワークスペース」 【初心者編】でもご紹介しています。
僕はいつも右上あたりにナビゲーターパネルを表示させているのですが、画像を拡大作業していても自分が今どの部分をやっているのか全体を把握できるため便利です。
ナビゲーターパネルからも表示画像の拡大・縮小がおこなえます。(といっても上でご紹介したドラッグでの拡大・縮小のほうが素早くできるため、通常はそちらでおこなうのが良いです)

赤い枠線は現在ドキュメントウィンドウに表示されている画像が全体のどの範囲かを示しています。赤い枠線をドラッグすると表示されている画像も移動します。また、オレンジの枠線の「%」や「カーソル」を変えることでも「拡大」・「縮小」ができます。
ドキュメントウィンドウの「100%表示」・「全体表示」を簡単におこなう方法
ツールパネルにある「ズームツール」のアイコンをダブルクリックするとドキュメントウィンドウの画像が100%表示に変わります。
また、「手のひらツール」のアイコンをダブルクリックするとドキュメントウィンドウの画像が全体表示されます。

「全体表示」とは、画像が何%に表示されるかに関わらず、ワークスペースいっぱいまでドキュメントウィンドウが大きくなることです。
まとめ
今回は画像表示の拡大・縮小についてご紹介しました。
作業をスムーズに正確におこなうためにも、常に画像の表示サイズは作業しやすい大きさに変えることが大切です。
最初のうちは面倒かもしれませんが、慣れてくるとその都度変えて作業したほうが結果的に仕上がりのスピードも早くなります。
上でご紹介したショートカットキーを使用すれば、ツールパネルから選ばなくても手間なく切り替えられますので練習してみて下さい。
今日のところはこのへんで。
それではまた!