#04 Photoshopの基礎知識を覚えよう 「デジタル画像編 その2」

#04 Photoshopの基礎知識を覚えよう 「デジタル画像編 その2」

こんにちは、トーモです。

今回は前回に引き続きデジタル画像の基礎知識についてです。とっても重要な画像解像度についてです。勉強が続いてしまってますがPhotoshopの操作を始める前に知っておかないといけない知識ですので、頑張って頭にいれましょう。

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画像の解像度について

画像の解像度とは?

画像の解像度とは、1inch(インチ)=25,4mmのなかに何個のピクセルが並んでいるかを示した値です。ピクセルについては前回お話しましたので、分からない方は下記をご参考ください。

Photoshopの基礎知識を覚えよう 「デジタル画像編 その1」

解像度の単位はppi(pixel per inch)です。意味は゛1inch当たりのピクセル”です。他にdpi(dots per inch)とも呼ぶ場合がありますが、今はざっくりと同じ意味で解釈して大丈夫です。

解像度が大きいということは、1inchの中にそれだけ多くのピクセルが並んでいるということですので、画像はきめ細かく高精度になります。

下の写真は二つとも同じ写真ですが、右側の写真は左に比べて半分の解像度しかありません。画像のきめ細やかさの違いが一目瞭然ですよね?

デジタル画像 画像解像度

画像解像度の確認方法

作業をする前に写真のサイズや解像度を把握しておくことが重要です。たとえばスマホなど小さい画面で見た時にとてもキレイに写っていても、実際の写真の大きさ(サイズや解像度)が小さくて、作業が精密にできなかったり印刷時にボケてしまったりするからです。

Photoshopで開いた画像の大きさを確認する方法をご紹介します。

まず「メニューバー」の「イメージ」をクリックします。項目が出てきますので「画像解像度」を選びます。

Photoshop 画像解像度の確認方法

すると画像解像度の情報が表示されます。

Photoshop 画像解像度

この画像は幅が1920ピクセル、高さが1272ピクセル、解像度は72ppiということが分かります。

また、ドキュメントウィンドウの左下のステータスバー(オレンジ枠内)を長押しすることでも確認できます。

Photoshop 画像解像度の見かた

作業に推奨する解像度について

では適切な画像解像度とはどのくらいなのでしょうか?これは何を目的に制作するのかによって変わってきます。大まかに分けると2つの目的に分けることができます。

1つ目はパソコンやタブレット、スマホなどの画面に表示させるようなWeb用なのか、2つ目はチラシやポスターなどのように印刷用なのかです。

Web用、印刷用に必要な解像度の目安は下記のとおりです。

 

  • Web用・・・72ppi
  • 印刷用・・・300~350ppi

Web用の推奨する画像解像度

Web用では72ppiで作業すればOKです。この72ppiというのはスマホやデジカメで普通に撮った写真の解像度になりますので、基本そのまま作業して大丈夫ということになります。

「じゃあ300ppiだったらもっと綺麗に見えるのか?」と思いますが、PCなどのディスプレイはそこまで高い解像度に対応していませんので、72ppiでも300ppiでも画像サイズが同じなら見え方に違いはでません。逆に300ppiと高い解像度の画像はファイルサイズが大きくなってしまいますので、表示速度が遅くなったりしてむしろデメリットが大きいです。

重たい画像ばっかりのページでスマホでさくさく表示されなかったら嫌ですよね?

Web用ではファイルサイズをできるだけ小さくして制作するのが基本ですので、解像度が高ければ高いほど良いということはありません。

印刷用の推奨する画像解像度

印刷用では300~350ppiが推奨されます。印刷時には画像の精密さの差がはっきりと出てしまいますので、高解像度が求められます。ただし、やみくもに解像度が高ければ良いということではなく、350ppi以上だと通常の印刷では見た目の違いは分かりませんので350ppiまであれば十分です。

また、解像度というのは画像の精密さなので、いくら解像度が高くても画像そのもののサイズ(縦・横の大きさ)が小さければ、大きく印刷したときにボケてしまいますので注意が必要です。

解像度や画像サイズの変更方法

Photoshopでは上で紹介した画像解像度のウィンドウから解像度や画像サイズを変更できます。解像度を変更してみましょう。

(1)の解像度の項目の数字を変えることで解像度を変更できます。その際に(2)の「再サンプル」のチェックをはずしておきます。

Photoshop 画像解像度 変更

解像度を300ppiに変更してみました。すると「幅」と「高さ」が小さくなっています。

Photoshop 画像解像度 変更

これは、解像度を72ppiから300ppiへ変更したことによって画像の精密さが高くなり、その分画像のサイズは小さくなるからです。ちょっと難しいですが重要です。何か柔らかいものを手で握ってギュッとすると小さくなりますよね?元々の素材をいじらずに密度を高くすると小さくなるのです。

では画像のサイズはそのままに解像度だけ高くすることはできないのでしょうか?画像のサイズをそのままに精密さを高くするということは、元々の画像がもっていないピクセルを増やしてあげる必要があります。

Photoshopなら可能です。先ほどチェックを外した「再サンプル」のところに、今度はチェックを入れてあげます。すると画像のサイズは変わらずに解像度だけ変更することができます。

「再サンプル」というのはPhotoshopが画像のピクセル情報(色や配置)から自動でピクセル数を補完してくれる機能です。

簡単に言うと、自動でPhotoshopが足りなければ作り、多ければ減らしてくれるスゴイ機能なのです(笑)

といっても万能ではありません。あくまでも穴埋めなので、元々の画質をそのまま維持することは不可能です。特に拡大時にはボケたりジャギジャギになったり画像の劣化が顕著に現れます。ですので、基本はタブーだと考えてください。

まとめ

いかがでしょうか?画像サイズや解像度は作業をする上で本当に大切な情報です。作業する画像がどの程度の大きさなのか、必ず確認してから作業するクセをつけましょう。

そしてWeb用の制作なら72ppi、印刷用の制作なら300~350ppiの画像で作業しましょう。

Photoshopなら画像サイズを変えずに解像度だけを変更することができますが、元々の画質に穴埋めをして拡大することになるので、基本的に解像度だけを高くするのはタブーと考えてください。

勉強はこのくらいにして、次回からは実際にPhotoshopの操作方法についてご紹介していきますね。

それではまた!

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