こんにちは、トーモです。
今回は初心者の方向けに、Photoshopで画像を5分で合成する方法についてご紹介します!
ポイントは合成しやすい画像を選び、「クイック選択ツール」を使ってサクッと切り抜く2点です。
この方法なら誰でも簡単にPhotoshopで画像を合成することができるのでおすすめです!
では早速みていきましょう~。
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目次
Photoshopでの画像合成の基本
まずはPhotoshopで画像を合成する際の基本から。
今回はこの2つの画像を合成していきます。

2つの画像を合成する際に、基本となるのが画像のサイズです。
Photoshopといえども小さい画像を綺麗なまま大きくすることはできません。
なので2つの画像サイズが同じくらいのものを使います。
仮にどちらかの画像がだいぶ小さい場合は、小さい方に合わせます。
大きい画像を小さくすることは画質を落とさずできるからです。
合成しやすい画像ってどんなの?
今回の画像合成のポイントのひとつ、「合成しやすい画像を選ぶ」ってどんな画像でしょう?
簡単にいえば、
明るさが似ている画像
画質が同じくらいの画像
同じアングルで撮られた画像
この3つを満たしていれば合成しやすい画像といえます。
明るさについては頑張れば違和感なく合成することもできます。
ただ、どちらかの画像が逆光だったり影の明暗が強すぎると修正しきれません。
画質についてはサイズと同じで修正が難しいです。なので画質が悪いほうにあわせてあげなくてはなりません。
アングルについても同様で、正面から撮影されたものに真上から撮影した画像を合わせるのはキビシイです。
というわけで、画像を合成したい場合はまずこの3つのポイントを確認しましょう!
Photoshopで画像を簡単に合成する手順
では早速合成する手順をみていきましょう。
1、クイック選択ツールで対象を切り抜く
まずは切り抜くほうの画像をPhotoshopで開きます。

次に画像を切り抜くため、ツールバーから「クイック選択ツール」を選びます。

この「クイック選択ツール」を使うところが画像合成を簡単におこなう2つめのポイントです。
Photoshopで切り抜きをおこなう方法はたくさんありますが、クイック選択ツールが一番手っ取り早くできるからです。

クイック選択ツールの使い方は簡単。
クイック選択ツールを選ぶとカーソルが「円」に変わりますので、その円で切り抜きたい部分をドラッグしてなぞるだけです。
選択された範囲が点線で表示されていきます。
選択範囲がはみ出しちゃった場合は「Altキー」を押すと円の真ん中が「-」に変わりますので、その状態でなぞれば選択範囲を削れます。
細かい部分は「円」の大きさを小さくしてなぞると上手くできます。
画面上にあるオプションバーから「円」の大きさの部分をクリックします。

ここの数字を小さくすれば円も小さくなりますので調整してください。
クイック選択ツールは、簡単に切り抜きやすい画像とそうでない画像があります。
今回のように切り抜きたい対象が背景とくっきり分かれていればやり易いです。
逆に背景の色が似ていたり、対象が背景に溶け込んじゃっている画像は難しいです。
2、選択した画像をコピーする
次に選択した範囲をコピーします。
ショートカットキーを使えばとっても簡単にコピーすることができます。
選択された状態で「Ctrl + J」を押すだけです。
すると選択範囲の部分だけコピーされたレイヤーがつくられます。

3、背景にする画像へ移動する
続いてコピーしてできたレイヤーを背景画像に移動します。
まずPhotoshopで背景画像を開きます。

次にコピーしたレイヤーを選択した状態でドラッグして背景画像へ移動させます。

そして移動させた画像を「移動ツール」でちょうどいい位置へ移動させます。

完成です!

移動した画像は「編集」→「変形」→「拡大・縮小」で自由に大きさを変えることができます。
このとき「Shiftキー」を押しながらドラッグすれば縦横比が変わらないので忘れずに!
縦横比が変わっちゃうと思いっきり変な画像になっちゃいますので。
また、大きくするのは画質が落ちちゃいますので基本NGです。
この方法なら簡単にサクッと合成できちゃいます!
まとめ
Photoshopで画像を簡単に合成する方法でした。
画像の合成ってやっててホントに楽しいです。
今回のポイントは、
1、合成しやすい画像を選ぶ
2、「クイック選択ツール」で簡単に切り抜く
でした。
もっと精密に仕上げたい場合は色々なツールを使う必要が出てきますので、また別記事でご紹介したいと思います。
いろいろな合成画像をこのブログでもアップしてますので是非チェックしてみてください!
今日はこのへんで。
それではまた!