こんにちは、トーモです。
ネットショップをやりたい!
でも・・何を売ったら良いのか分からない・・。
ネットショップを始めるにあたって、最初にぶち当たる壁が「商材選び」です。
僕は自分でネットショップを運営している経験から、ネットショップを成功させるために一番重要なのがこの、
商材選び
だと思っています。
「もう商材は決まっているよ~」というあなた。
ホントにその商材で大丈夫ですか?
ネットショップ業界はどんどん成長していて、もはやネットで売られていない商品など無いくらいです。
今からスタートして並みいる競合サイトを押しのけて売れる商材でしょうか?
ショップのデザインやシステムなどは、あとからいくらでも変更できます。
でも・・商材はそうはいきません。
一度決めたらその商材で勝負しなくてはならないからです。
メインの商材を変更したら、それはもう別のショップを立ち上げるのと一緒です。
なので僕はネットショップを成功させるには商材選びが一番重要だと思っています。
ここではネットショップを成功させるための商材選びについてポイントをご紹介したいと思います。
これから商材を選ぶ方も、すでに決まっている方もぜひ参考にしてみてください。
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ネットショップの商材選びのポイントとは?
まずポイントを書く前に、みなさんもご存じのホリエモンこと堀江貴文さんが以前ブログで書いていた
「起業してほぼ確実に成功する方法」
についてご紹介したいと思います。
堀江さんはその方法についてこのように述べています。
利益率の高い商売
在庫を持たない商売
定期的に一定額の収入が入ってくる商売
資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
これらはネットショップにもそのまま当てはまるもので、僕も経験上ホントにそうだなって感じます。
全部をクリアする商材を見つけるのは難しいかもしれませんが、このうち3つはクリアしていないと継続的に利益を出していくことは難しいでしょう。
特に「利益率の高い商売」というのは重要です。
ネットショップは競合が多いためとかく安売り合戦に陥りやすいです。
安売りでも成功できるのは薄利多売ができる物量とマンパワーに優れた大きな企業だけで、個人でその土俵にあがってしまうと発送しても発送してもお金がない!なんてことに陥ってしまいます。
利益率が高ければその分広告費にまわせたり、セール企画がやりやすかったりと売り方にも幅がだせます。余裕ができるんですね。
逆に利益率が低ければそんな余裕はないので、受注するまでにも手間がかかりますし、売れても梱包・発送で手一杯。
言われれば当たり前のことなんですが、これ意外と意識しないで選んじゃう方って多いです。
少なくとも利益率が50%はないとキビシイです。できれば60~70%あれば良いかなと。
間違っても利益率20%とか30%なんて商材でスタートしてはいけません。
在庫については、もちろん在庫をもたない商材であればベストですがなかなかそうはいかないでしょう。
その場合は在庫商品の大きさや特徴がポイントになってきます。
1個1個の商品が大きなものや重いものなどはその在庫を置く場所が問題になってきます。当然スペースを借りれば固定費もかかってきちゃいます。
また日持ちしない商品も管理が大変です。温度管理が必要だったり、売れ残ればロスとして処分しなくてはなりません。日持ちはしても流行りもので来シーズンにはもう誰も買わないようなものも同じです。
理想なのは季節に左右されず売れ残ってもいつかは販売でき、小さくて在庫スペースがあまり必要ないものです。
在庫って仕入れても売れるまでは当然お金になりません。
売るために事前にある程度の数量を買い付けておくと、一気に資金繰りがきびしくなるなんてことも。
そのあたりも考慮して商材を選ぶとあとあとラクになります。
定期的に一定額の収入が入ってくる商売については、例えば消耗品で1~2ヶ月くらいで買い足さなければならない商品です。
そういった商品はお客さまが一度買って満足してくれると無くなったときにまた買ってくれます。つまりリピーターです。
ネットショップを成功させるためにはこのリピーターをどれくらい確保できるかが大切になってきます。
誰だって初めて利用するショップからお金を出して買うというのはハードルがあるもの。
また、新規のお客さまにお店を知ってもらうにもある程度の広告費や労力が必要になってきます。
一度売ったらお終いの商品だと、お客さまがどんなに満足してくれても次に買ってくれるのはずっと先です。もうお店の存在は忘れちゃいます。
つまり、常に新規客を探して売り続けなくてはならなくなってしまうんです。
逆に10回も20回も定期的に買ってくれるようなファンがつくれれば、売り上げは驚くほど安定します。
ちょっと前置きが長くなりましたが、
ネットショップを成功させる商材を選ぶうえでホントに重要なこと
なのでご紹介しました。
では商材選びのポイントをみていきましょう!
そこだけでしか手に入らない商品
地域の特産品だったり、その人じゃないと作れない商品だったり、他の地域じゃ買えないからネットで買おうと思ってくれるものです。
希少性が高ければその分競合も減りますし、差別化もしやすくなります。
自分が旅行先で出会った「これは良い!」っていう商品なども良いですね。特に海外のものならまだ国内にはいってきていない掘り出し物もあるかも。
地方だったら都会の人をターゲットにしたり、またその逆だったり。
自作のオリジナル商品もそうです。
どこでも買えるものは大手に任せて、個人ならではのフットワークで希少性が高いものを探しましょう。
ニッチな商品
ニッチとはすき間の意味で、普通じゃ売っていないマニアックな商品のことです。これもネット販売ならではの商材です。
例えばオオクワガタの販売。かつては1,000万円以上値がついたものもいるとか。
その辺のお店じゃ売っていないけど、全国的にみればある程度ファンがいてハマりやすい(熱中しやすい)ものです。
こういったニッチな商品なら、自分のお店が検索されやすいというメリットもありますので広告費を抑えることもできます。
何かに特化した専門店
ニッチとも似ていますが、必ずしもそうじゃなくてもOKです。ある程度メジャーなものでも。
以前のネットショップでは、例えば野菜の専門店、ネクタイの専門店、コーヒー豆の専門店というように分かれていれば、それぞれ特化したお店なんだなって感じでした。
でも、競合過多になった今ではそれだけだと難しいです。
野菜の専門店 → ニンジンだけを扱ったお店
ネクタイの専門店 → 1本10,000円以上の高級ネクタイだけ扱ったお店
コーヒー豆の専門店 → ハワイ島のコナコーヒーだけを扱ったお店
こんな感じでさらに特化させることで他のお店と差別化することができます。
ここで大切なのは、徹底的にこだわり抜く!ということです。もうこの分野なら他のお店には負けないよってくらいこだわることができればベストです。
商材をとことん特化させるということは、それを売るターゲットも限定できるメリットがあります。
不特定多数の大勢を相手にしなくても、それが欲しいっていう人だけに絞って集客方法を考えれることができます。
アドバイザーになれる商材
商品を売るだけじゃなく、売った後にアドバイザーになれるような商材も差別化できます。
何かを解決したり、用途がいろいろあったり、スキルが必要になる商材なら、そこにアドバイザーとして手助けしてあげることができます。
食材だったらそれをどうやって調理するのか。
カメラだったらキレイに撮れるやり方だったり。
売るだけじゃなく、売った後にもお客さまの役に立てる商品だったら、そこに特化するのも面白いです。
無料もしくは有料でレッスンしたりなど。
場所が近ければ対面でも可能ですし、離れていてもレッスン動画を提供したり、Skypeなどで直接やり取りもOKです。
こういったサービスは個人じゃないとできないです。企業などがやろうとすれば人材のコストがかかり過ぎるので割に合わない。
大きなネットショップなどはお問い合わせも電話で受けないとこも多いくらいです。
電話対応はとにかく時間とお金のコストがかかるからです。そこを逆手にとって直接出向いちゃうくらいのフットワークの軽さでアピールできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
他にもネットショップならではの商材ってあります。
例えば価格勝負で安売りできるものや、運ぶのが大変な大きなものなどです。
こういったものもネットだと売りやすい。
でもこれらは最初にも書いたように個人で勝負するにはキビシイです。
今回は個人ならではの勝負できる商材についてご紹介しました。
これからネットショップを始めたいって思う方に少しでも参考になれば嬉しいです。
今日はこのへんで。
それではまた!