大人がスマホゲームにハマる理由を3年どっぷりハマったアラフォーが語る

大人がスマホゲームにハマる理由を3年どっぷりハマったアラフォーが語る

電車乗ってるとスマホゲームに夢中になっている人ってたくさんいますよね?

学生とか若い子はもちろん、スーツ着たサラリーマンだってやってたりします。

 

「なんでそんなに夢中にやってるの?」って思いませんか?

 

僕はアラフォーのファミコン世代だったので子供の頃はめちゃめちゃゲームやってました。

でも社会に出てからめっきりやらなくなって、スマホゲームが流行ってきても全然興味が湧かなかったんですよね。

というかむしろ嫌いでした。

 

なんかゲームに招待するとアイテムがもらえるのか友達からも「登録だけして!」ってよく言われましたが、正直しぶしぶ登録だけしたりしてましたね。

 

ところが、あるきっかけで何気なく自分からスマホゲームを始めてみたところ、

アラフォーがどっぷり3年間もハマってしまう

という結果になってしまいました・・(笑)

 

ハマった結果分かりましたよ。はい。

なぜ大人がスマホゲームに夢中になるのかを。

 

今回は大人がスマホゲームにハマる理由について僕の体験談から書いてみたいと思います。

そこにはただゲームを楽しむ以外の予想もしてなかった色々なものがあったんです。

ちなみに上の画像の人は僕本人じゃありませんので(笑)

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スマホゲームが嫌いだった僕が何気なくインストールしてしまった理由

何気なくインストールしたのが始まりだった

スマホゲーム嫌いだった僕がなぜスマホゲームを始めたのか。

今から4年くらい前でしたが、当時僕は仕事や人間関係からメンタルが落ちていた時期がありまして漠然とした不安にさいなまれていました。

夜中の3時くらいだったと思います。

鬱々とした気持ちを抱えながらお酒を片手にボーっとテレビを観ていました。

 

そんな時、とあるスマホゲームのテレビCMが流れてきたんです。

 

そのゲームがこちら。

クラッシュオブクラン

クラッシュ・オブ・クラン

その時のテレビCMの俳優さんの名前は忘れましたが、後々のCMでは東出昌大さんや木村文乃さんが出演されたものが露出高めだったのでご存知の方もいるかと思います。

 

めっちゃ外国人が好みそうなキャラクターの絵面じゃないですか(笑)

まあ普通の精神状態だったらインストールなんてしませんでしたよ。

 

ただその時の僕は絶賛気力低下中だったので、

「何にもやる気がしないんだったら、このゲームでもやってみるか・・」

と深夜のノリも相まってインストールしてみたんです。

 

翌日からチュートリアルをちょいちょいやってみて、少しずつ隙間時間にプレーしてみました。

 

その結果、

どっぷり3年間もハマることとなったのですヽ(´Д`;)ノァヮヮ

 

大人がスマホゲームにハマる理由

大人がハマる理由

先ほども書いたように僕はアラフォーのファミコン世代だったのでゲーム自体は大好きです。

なぜ大人になってゲームをやらなくなったかというと、一人でピコピコやってるのがつまらなくなったんですよね。

学生とかの時はまわりの友達もやっていたんで、「どこまで進んだ?」とか「あそこ難しいよね」なんて会話もありましたけど、社会に出るとそんな話もできなくなったので。

 

スマホゲームもそんな認識でいたんで興味が湧かなかったんですが、実際やってみると全くの別物でした。

 

「こりゃ大人こそハマるわ」

正直そう思いました。

 

そのあたりの理由についてピックアップしてみますね。

※ちなみに僕はクラッシュ・オブ・クラン(通称クラクラ)しかやっていないので全てのスマホゲームに当てはまるわけじゃありませんので悪しからず。

 

ゲーム内コミュニティがハンパない

たぶん僕が一番衝撃を受けた部分です。コミュニティ。

クラクラではゲーム内にクランというチームを作ることができます。

チームにはクランを作ったリーダーがいて、最大50名までクランに所属することができるんです。

 

そしてゲームにはチャット機能があって、24時間もれなくチーム内のメンバーと会話することができます。

 

これってフリーで孤独に仕事していた僕にとって、どハマりする要素だったんですよね。

だってゲームにインすれば誰かしらがそこにはいて、気軽に色んな話ができるんですもん。

 

僕はとあるクラン(チーム)に2年半くらい所属していましたが、それくらい長くいるとクラン内のユーザーとも深い絆で結ばれていきます。

 

それに実に色々な職種の人がいました。

意外と僕のように自営業やってる人も多く、仕事の愚痴や悩みなども相談できる間柄になりました。

(注)これはゲーム内の話です(笑)

 

しかもゲームという共通目的の前には年齢なんて関係ありません。

実際僕が頼りにしていた人物は20歳も年下の学生さんでしたから。こちらは敬語、向こうはタメ口。

現実世界だったら一発ぶん殴ってても不思議じゃありませんよ(笑)

逆にそれが新鮮だったんですね。

 

承認欲求が激しく満たされる

しかもこのクラクラというゲームには「クラン対戦」という機能がありまして、これは世界中に存在するクランと対戦することができるんです。

 

そもそもクラクラはフィンランドにあるSupercell(スーパーセル)という会社がリリースしていて、当時はダウンロード数が世界一でした。

つまり世界で一番プレーされているスマホゲーム。

 

なのでクラン対戦で当たるチームも世界各国の場合が多く、中ではシリアとかイランとか「ゲームやってる人いるの??」って国もあったり、聞いたこともない島国だったりしてググって場所を調べたこともありましたね(笑)

世界中のプレイヤーと対戦しよう

 

当然ですがやるからには勝ちたい(笑)

 

いざ対戦が決まったらクランのメンバー同士で作戦を立て、あーでもないこーでもないの末、見事勝利となったあかつきには最高の興奮を味わうことができます。

 

自分のプレーの不出来が結果を左右することもあるので、少しでもプレーが上手くなるように研究するようになります。

有益な情報を求めてブログやYouTubeを漁りまくっちゃうわけです。

 

自ら試行錯誤してプレーが上達していくと、当然仲間から賞賛されます。

時には教えを請われたりします。

 

仕事ではその当時まったく褒められた記憶が無い自分でも、ゲーム内では褒めてもらえるんです。

激しく承認欲求が満たされる瞬間です(笑)

 

上手くなりたいという欲求が溢れ出してとまらない

承認欲求が激しく満たされるので当然上手くなりたいという欲求があふれ出してきます。

それは一人でファミコンをピコピコやってた時の比ではありません。

 

なんせ自分が相手を攻めている様子はリアルタイムで仲間も見ることができるんです。

 

「ここは自分のプレーでいっちょ戦況ひっくり返してやるで!」

なんて気合も入って当たり前。

 

ちなみにクラン対戦ではひとり2回まで相手を攻めることができるんですが、1回のプレー時間は3分です。

1回のプレー時間は3分

でも一瞬のミスも許されないため、どう攻めれば攻略できるのか事前に作戦を立てて頭の中でシミュレーションしおきます。

 

その準備時間がえげつない(笑)

僕の場合は1回攻めるのに隙間時間を使って半日~1日は作戦を練っていました。

 

そしていざ攻め込む場面。

緊張のあまり手が震えます。

準備に不足はないか入念にチェックし、深呼吸をして心を決めます。

「・・・よし!いくか!」

(注)これはゲーム内の話です(笑)

 

実際プレーすると刻一刻と変わる状況を前に、数秒の間にいくつもの判断をしなくてはなりません。視野も狭くなりシミュレーション通りいくなんて稀です。

だからこそ上手くいった時のアドレナリンは半端なく、ドーパミンはだだ流れになります。

 

そりゃ上手くなりたいって思いますよね(笑)

 

また、クラン内はゲームとはいえ一人一人が同じ人間です。

僕が所属したクランは強豪クランで、自分を高めるために門をくぐりました。

 

最初は下っ端で下手くそでしたが、日ごろの練習を積みかさね徐々にメンバーの信頼も大きくなっていくと役職が上がっていきます。

(クラクラでは役職があって、「ヒラめんばー」→「長老」→「サブリーダー」→「リーダー」と上がっていき、役職が上のメンバーから任命されるとなれます。リーダーは1人だけ)

 

当然任命するのが人間なので、ただ上手いだけではダメなんです。

人間性や他のメンバーへの気遣い、何よりクランを第一に想う情熱が必要になります。

(注)これはゲーム内の話です(笑)

 

僕はこの強豪クランに入ってから約1年半くらいで、努力の末2代目リーダーに推されるまでになりました。

(注)これはゲーム内の話です(笑)

 

その時の達成感は筆舌に尽くしがたく、あまりの嬉しさに思わず妻に自慢しまくりましたよ。

 

実社会と何ら変わらないんです。こりゃ大人がハマりますよ。うん。

 

ハマった末に辿り着く先はゲームの枠を超えるなんてことも。

たかだかゲームの話と言うなかれ。

実際このクラクラというゲームにハマりまくってそれが仕事になってしまうお人も出ています。

 

その人がドズルさん。

ドズルさん

出典:株式会社ドズル

youtubeチャンネル

株式会社ドズル

 

クラクラのゲーム実況者として有名になりYouTubeの登録者数はなんと30万人!

現在ではクラクラのゲーム内で知り合ったメンバー中心に2017年に株式会社ドズルを設立。

YouTube動画制作、イベントの企画と運営、パブリックビューイングの開催、ゲームブログなどを手がけています。

 

ゲームとYouTubeというプラットフォームは非常に相性が良いので、ユーチューバーになるのにゲーム実況は今とても熱いです。

またドズルさん以外にもクラクラの関連ゲームでプロゲーマーになり、今話題のeスポーツの大会で活躍されている人もいます。

 

なんともスゴイ世の中になりました(>_<)

 

もちろんゲームを仕事になんて誰にでもできることじゃありません。

才能も努力も人一倍求められる例外中の例外です。

 

でも今や自分の得意を発信することで仕事になってしまう世の中なんです。

事実僕もドズルさんが会社を立ち上げることを知った時、「自分も何か発信できることはないのか?」と影響を受けました。

このブログを始めたきっかけの一つでもあります。

 

まとめ

大人がスマホゲームにハマる理由を3年どっぷりハマったアラフォーが語ってみました。

「なんでいい大人があんなスマホゲームなんかやってるんだ?」

と傍目から疑問の目を投げかけていたあなたも少しはハマる理由が分かって頂けたかと思います。

「ますます分からんわーっ!」って方もいるかもですが(笑)

 

ちなみに現在僕はゲームをやっていません。

毎月数千円くらい課金して、一時期は日本でもトップクラスの成績まで残す(←スキルが高かったというより毎日欠かさずやっていただけ)ほどハマっていたこのゲームも1年前にきっぱり止めました。

 

理由はブログを始めたから。

 

時間的にも自分の中の優先事項的にも両立は成し得なかったのでございます。

 

とはいえブログを始めてからも、YouTubeや他のブログでノウハウを漁りまくりブログを書くという行為を半日くらいかけてやっておりますので、やっていることはたいして変わりません(笑)

 

違う点といえば、それまで課金していた分のお金の何倍かが逆に収入として毎月入ってくるくらいでしょうか。

その点では同じハマるでもブログのほうが妻の機嫌が良いのは言うまでもありませんが。

 

ちなみに僕みたいなアラフォーのいい大人でもハマってしまうスマホゲームですが、ハマり過ぎるとゲーム依存なんていう現代病にもかかりかねませんのでご注意を。

僕も一番やり込んでいた時期は片足突っ込んでいたと自覚しております。はい。

 

しかしながら人間はゲームに限らず何かに依存しないと生きていけない性質(たち)ではありますが・・。

なんてちょっぴり哲学チックなコメントを言ってみたところで今回は終わりにします。

 

何にでも夢中になるって無駄じゃないですよ。こちらの記事もよろしければどうぞ。

 

今日はこのへんで。

それではまた!

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