今回はエックスサーバー を利用してWordPress(ワードプレス)を始める手順を解説します。
初心者の方にはブログを始めるまでの敷居が高いのがWordPressのデメリットですが、この手順通りに進めていけば大丈夫。
ちなみに僕のこのブログもエックスサーバーをレンタルしてWordPressで書いています。
それではみていきましょう!
スポンサーリンク
目次
エックスサーバーの契約からWordPressインストールまでの流れ
まずは全体の流れを。
サーバーの契約からWordPressでブログを書き始めるまでに必要な設定を紹介します。
1、エックスサーバーの申し込み
2、独自ドメインを取得する
3、独自ドメイン・SSLの設定をする
4、WordPressをエックスサーバーにインストールする
5、書く前にやるべき設定をする
所要時間は1時間くらいです。ドメインの名前を何にするかで迷うともう少しかかるかもです。
流れだけみると難しそうですが、手順通りに進めていくだけですので頑張りましょう。
エックスサーバーの申し込み
1、エックスサーバーの申し込み ←いまここ
2、独自ドメインを取得する
3、独自ドメイン・SSLの設定をする
4、WordPressをエックスサーバーにインストールする
5、書く前にやるべき設定をする
まずエックスサーバーのホームページへアクセスします。
エックスサーバー
ホームページにある『申し込みはこちら』のボタンをクリックします。

次に「サーバー新規お申込み(無料お試し10日間)」をクリックします。

『お申込みフォーム』へ移動しますので必要事項を入力します。
つまづきやすいのが下記のところ。

サーバーID(初期ドメイン)はブログのURLとは関係ありませんので深く考えず分かりやすいものでOKです。特に使わないので。
プランは『X10』で十分過ぎるほどです。また契約後の変更も可能です。
お申し込みフォームの入力が完了するとエックスサーバーよりメールが届きます。

この時点で『10日間の無料お試し期間』がスタートします。
サーバー代を支払う
10日間の無料お試し期間がありますが、すぐにやめるつもりが無ければ忘れないように先に料金を支払っておきましょう。
エックスサーバー『X10』の料金
料金は契約期間によって異なります。以下は料金表です。(2019年2月時点)

長く契約すると1ヶ月あたりの料金も安くなります。
インフォパネルへログインして料金を支払う
料金を支払うため『インフォパネル』へログインします。

申し込み完了時に送られたメール内に記載の『ユーザーアカウント情報』を入力してログインします。


インフォパネルへログインしたら左側のメニューにある「料金のお支払い」をクリックします。

『お支払い伝票の発行』から支払うサーバーIDにチェックを入れ、期間を選択して『お支払い方法を選択する』をクリックします。

料金は『銀行振込』『クレジットカード』『コンビニエンスストア』『ペイジー』が選べます。

クレジット決済の場合、完了画面に『ご使用のクレジットカードで自動更新設定を行いました』のメッセージがあれば自動更新されます。
念のため左メニューから『カード自動更新設定』をクリックし、自動更新に〇がついているか確認しましょう。なっていなければこの画面から設定可能です。

独自ドメインを取得する
1、エックスサーバーの申し込み
2、独自ドメインを取得する ←いまここ
3、独自ドメイン・SSLの設定をする
4、WordPressをエックスサーバーにインストールする
5、書く前にやるべき設定をする
続いて独自ドメインを取得します。
ドメインは別の会社からでも取得できますがここから申し込んだ方がこの後の設定が簡単になるのでおすすめです。もっと安い会社もありますが年間数百円の違いですので。
またサーバー契約でドメイン1つ無料キャンペーンも定期的にやっていますのでキャンペーン中ならお得です。
インフォパネルの左メニューから『サービスお申込み』をクリックします。

サービス一覧からドメインの新規申し込みをクリックします。

※ドメイン無料キャンペーン中の場合は左メニューの『キャンペーンドメイン』をクリックします。

今回はキャンペーンドメインでの手続きで進めていきます。新規申し込みの場合は支払い手続きが別途必要になります。
まず利用規約に同意をします。

対象サーバーID(サーバー契約したもの)を選び、希望のドメインを入力して新規取得を選択します。

入力したドメイン名が取得できるようでしたら確認画面へ移ります。

ドメインの取得が完了しました。

独自ドメイン・SSLの設定をする
1、エックスサーバーの申し込み
2、独自ドメインを取得する
3、独自ドメイン・SSLの設定をする ←いまここ
4、WordPressをエックスサーバーにインストールする
5、書く前にやるべき設定をする
取得した独自ドメインをサーバーで使用できるように設定します。
サーバーパネルにログインします。(先ほどまでのインフォパネルとは別になります)

ログイン情報はサーバー契約時に送られたメール内の『サーバーアカウント情報』のIDとパスワードです。


サーバーパネルの画面から『ドメイン設定』をクリックします。

『ドメイン設定追加』のタブを選び、取得したドメイン名を入力します。2ヶ所のチェックボックスにチェックを入れます。
ここにチェックを入れるとSSLの利用ができます。SSLとはデータのやり取りを暗号化できるもので今のブログ運営には欠かせません。

内容に間違いがなければ『追加する』をクリックします。

設定が完了するとあなたのサイトのURLが表示されます。また無料独自SSLが設定済になっているかも確認しましょう。

WordPressをエックスサーバーにインストールする
1、エックスサーバーの申し込み
2、独自ドメインを取得する
3、独自ドメイン・SSLの設定をする
4、WordPressをエックスサーバーにインストールする ←いまここ
5、書く前にやるべき設定をする
いよいよエックスサーバーにWordPressをインストールします。あと少しで完了です。頑張りましょう。
インストールは簡単です。サーバーパネルのメニューにある『WordPress簡単インストール』を選びます。

『WordPressインストール』のタブをクリックします。

設定画面に移りますので項目に入力します。

(1)取得したドメイン名かどうか確認。
(2)ここは空欄でOK。
(3)ブログ名を入力(後から変更可)
(4)WordPressにログインするユーザー名になります。
(5)WordPressにログインするパスワードになります。(後から変更可)
(6)WordPressからのお知らせを受け取るメールアドレス(後から変更可)
(7)キャッシュ自動削除はONのままでOK。
(8)自動でデータベースを生成するにチェック。
入力が完了したら『確認画面へ進む』をクリックします。

問題なければ『インストールする』をクリック。赤い注意文は無視してOKです。

インストール完了画面に移ります。
表示されているURLはWordPressへのログイン画面です。自分だけのログイン画面なのでブックマークしておくと便利です。他の情報はメモ帳にコピペしておきましょう。
URLをクリックしても「無効なURLです」と表示されてログイン画面にならない場合、ドメイン設定がまだ浸透していないので待ちましょう。

これでWordPressのインストールは完了です!
書く前にやるべき設定をする
1、エックスサーバーの申し込み
2、独自ドメインを取得する
3、独自ドメイン・SSLの設定をする
4、WordPressをエックスサーバーにインストールする
5、書く前にやるべき設定をする ←いまここ
WordPressのインストールが終わればすでにブログが書ける状態なのですが、その前にWordPressで設定しておくべきことがあります。
URLをhttpsに変更する
ブログのURLをhttpsに変更します。この作業をしないとSSL設定した意味がありません。
まずWordPressへログインします。

ダッシュボードの左メニューから『設定』→『一般』を選びます。

『WordPressアドレス(URL)』と『サイトアドレス(URL)』のhttpの後に小文字の『s』を入力して加えます。

入力が済んだらページ下部にある『変更を保存』をクリックすればOKです。

httpからhttpsへのリダイレクト設定をする
現状ですとブログのTOPページは下の2つのURLが存在している状態になっています。
「http://〇〇.com」
「https://〇〇.com」
『s』の有り無しだけの違いですが、Googleはそれぞれ別のページだと判断します。すると重複しているページとみなされて評価が低くなる恐れがあるんです。
そのため、httpのページにアクセスがあったら自動でhttpsのページへ移動させる設定が必要です。それをリダイレクトといいます。
まずエックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
メニューから『.htaccess編集』を選びます。

ドメイン選択の画面に移りますので、独自ドメインを選びます。

.htaccess編集のタブをクリックします。

.htaccessの項目部分を編集していきます。
ここに記載してある文字を消したり変えたりするとブログが正しく表示されなくなる恐れがあります。必ずメモ帳などにコピーしておいて、万一の際は元の記述に戻せるようにしておきましょう。
(下の画像の文字列と異なっている場合がありますが問題ありません)

.htaccessの項目内の先頭に以下のコードを貼り付けて確認画面へをクリックします。
※元々ある記述は触らずに改行して先頭部分にコピペしましょう。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L] </IfModule>

確認画面の内容をチェックして、『きちんとコピペができているか』、『最初からある記述はそのままか』を確認して実行するをクリックします。

リダイレクト設置はこれで完了です。
しっかりとリダイレクトされるかチェックしてみましょう。
ブラウザのアドレス欄に「http://自分のドメイン」(←『s』無し)を入力してみましょう。
自動でhttps~に切り替わっていればOKです。

パーマリンクを設定する
いよいよ最後の設定です!
パーマリンクを設定しておきましょう。
これを設定しておくことで最初から自由に記事のURLを決めることができます。
WordPressのダッシュボードから『設定』→『パーマリンク設定』を選びます。

設定画面に移ります。次の2点をおこなって変更を保存します。
カスタム構造にチェックを入れる
空欄に「/%postname%」と入力する

これでパーマリンク(URL)が自由に設定できるようになります。
たとえばこの記事のURLは「http://toomolife.com/blog03」です。「blog03」の部分を自由につけることができます。
以上でエックスサーバーを契約してWordPressでブログを書き始めるまでの設定は完了です。
お疲れさまでした!
これ以外にも色んなカスタマイズができるのがWordPressの魅力です。
それらはブログを書きながら少しずつ追加していけばOKなので、焦らずじっくりやっていきましょう。
そのあたりも別記事で紹介したいと思います。
今日はこのへんで。
それではまた!